育ち盛りのお子さまをもち、「子供は自然に囲まれた場所でのびのびと育てたい」とお考えの方や、ガーデニングや庭のお手入れが趣味という方におすすめしたいのが、縁側つきの平屋です。最近は珍しくなった縁側ですが、庭に咲く花々を眺めたり、のんびりと寛げるスペースとしてとても魅力的ですよね。
フラットな平屋で自然に囲まれながら、家族みんなで健やかな生活を送りませんか?今回は3人のご家族を対象に、平屋の魅力についてご紹介します。
ガーデニングが趣味という方なら、縁側は丹精込めて育てた花や樹木を心ゆくまで眺められる、家の中でも特別な場所になります。
縁側でお茶を飲みながらホッと一息。そんな気兼ねなく過ごせる一人の時間も、家族や気の置けない来客と一緒におしゃべりする楽しいひとときも、縁側があれば実現可能です。
家の外側に作る濡れ縁なら、小さなお子さんにとって格好の遊び場にもなります。親の目が届く場所なので、公園や家の前で遊ぶより安心ですね。
外から見えにくいように外部からの視線をさえぎる工夫をする、窓やドアを防犯対策のものにするなどの対策を。
縁側の大きさや取り入れる範囲にもよりますが、部屋と窓の間に1m程度のスペースが必要です。その分、部屋が狭くなることは考えておきましょう。
屋根付き縁側のある小さな平屋(32坪/3LDKの小さな平屋)
大きな特徴は南側に屋根付きの縁側があり、リビングと一体化しているため非常に開放感があると同時にかなり広く見える点です。キッチンの周囲に水回りが集められているので使いやすく、動線もコンパクトで効率的に家事をこなすことができます。また平屋で上に部屋がないため、屋根勾配なりに天井が高くなっているのも嬉しいポイントです。
坪数 | 32坪 | 間取り | 3LDK |
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広いウッドデッキで庭もドッグランも楽しめる(33坪/4DKの小さな平屋)
広い縁側(ウッドデッキ)が楽しめ、かつ坪庭もあるおしゃれな平屋です。リビングに対して庭とウッドデッキが広がり、その南側にドッグランもできる芝生スペースがあります。これだけ広々としたウッドデッキならお子さんの遊び場にも、家族またはご友人を招いてのバーベキューなどいろいろな楽しみ方ができそうです。ペットも一緒に遊べる楽しい間取りになっています。
坪数 | 33坪 | 間取り | 4DK |
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縁側のようにデッキが連続する小さな平屋(27坪/2LDKの平屋)
リビングダイニングキッチンと各部屋に沿って縁側のようにデッキテラスが連続しており、ダイニング越しに庭が眺められます。リビングの横にある和室の引き戸を開ければ26畳の広さに。トイレが2つあるので来客時にも非常に便利です。
坪数 | 27坪 | 間取り | 2LDK |
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ワイドに開いた眺望を活かし、南側に設けた縁側に面して全ての居室を配置しました。縁側には深い軒がかかり、室内と外が一体に感じられます。平屋に緩やかな勾配の屋根をかけて高さを抑えたので、近隣からの景色を遮りません。
xevoΣ(ジーヴォシグマ)の強い構造体を活かして、軒下にガレージとウッドデッキを納めた和モダンの平屋。和室や障子、暖簾など和のテイストを随所に感じる空間になっています。趣味部屋や寝室はモダンな風合いを取り入れ、家全体での落ち着きのある雰囲気づくりが実現されています。
深い軒に守られたテラスは内でも外でもない曖昧な空間です。段差を設けて縁側のように腰掛けられるようにしました。高台ならではの眺望が楽しめるように大開口を連続して設けました。視線の先には美しい山並みが遠望できます。
編集部からのひとこと
もともと外部に面する部分が大きく、すぐ外に出られることが魅力の1つである平屋ですが、そこに縁側をつければさらに自然がより身近な存在になります。光や風をたっぷり取り入れつつ庭の風景を眺めたり、子供の遊ぶ声を聞きながら家事に取り組んだり、リラックスしながら読書や趣味を楽しんだりできる縁側は、家族みんなにとって心地よい空間になることでしょう。 また平屋ならライフスタイルの変化にも柔軟に対応が可能です。お子さんがすくすくと育ち巣立った後は夫婦2人でゆとりあるスペースを楽しめますし、高齢になっても段差のない平屋なら安心して暮らせます。親・子世帯で住むことになれば増築も考えられます。平屋は家族構成や年齢の変化に応じて長く安心して暮らせる家といえるでしょう。
小さな平屋が、注目を集める理由とは?