SMALL FLAT HOUSE 小さな平屋を建てる。 » 30坪以内でどんな間取りができる?小さな平屋の住み方解説

30坪以内でどんな間取りができる?
小さな平屋の住み方解説

一級建築士の解説付き!小さな平屋で考えられる住み方・間取りを紹介します。

終の棲家として夫婦2人で暮らす小さな平屋(21坪/1LDKの小さな平屋)

小さな平屋の間取り図

夫婦の終の棲家として考えられた間取り。二人暮らしには充分な部屋の広さで、なおかつ収納や水回り、書斎も充実。家で仕事や勉強をしたいという方にとっては、独立した書斎が便利です。玄関とは別に勝手口(土間)を設けた少し贅沢な間取りですが、洗濯物を干す動線として使ったり、アウトドアの趣味を楽しんだり、という場合に使い勝手が良いはず。二人の場合はこのようにダイニングを少し小さくしても大丈夫です。

一人暮らしで贅沢に暮らす小さな平屋(21坪/1LDKの小さな平屋)

小さな平屋の間取り図

一人暮らしでも平屋生活を満喫したい!というおひとりさま向けの間取りです。お風呂、洗面室、トイレ、キッチンといった水回りは必要最低限にまとめて、LDKと寝室が広めにとられています。リビングと寝室の間にある引戸を外せば、一体の空間となってより広々と。寝室はデスクが置けるゆとりある広さなので、在宅ワークをする方も問題なくお仕事ができます。室内で育つ観葉植物を置けば雰囲気のある部屋になります。

二世帯住宅を見越した増築可能な小さな平屋(21坪/1LDKの小さな平屋)

小さな平屋の間取り図

家の真ん中にある廊下が、寝室とLDKを隔てています。親世帯と子世帯それぞれに寝室がとれるような間取りなので、夜はプライベートな時間を確保できます。子供部屋も独立させて勉強に集中できるように。リビングに家族全員が集まり食事をとれば、コミュニケーションが希薄になることもありません。お風呂やトイレは寝室から直接アクセスできるので、生活リズムがずれても大丈夫。複数の世代が暮らしやすいように配慮された間取りです。

大自然と庭を楽しむ縁側のある小さな平屋(21坪/1LDKの小さな平屋)

小さな平屋の間取り図

LDKと寝室を庭に面して並べ、さらに庭側の間口いっぱいに縁側を設けています。水回りと収納を庭と反対側(玄関側)にまとめることで、居住スペースの日当たりと風通しが良くなります。縁側を介して庭にさっと出ることができるので、庭でガーデニングをしたり、縁側で日向ぼっこをしたりと、穏やかな時間を楽しむことができます。休日は庭いじりをして過ごしたいという夫婦にぴったりです。

外観を楽しむおしゃれな片流れ屋根の小さな平屋(22坪/1LDKの小さな平屋)

小さな平屋の間取り図

大きな片流れ屋根をかけた平屋の間取りです。リビングと寝室側の天井が高く、キッチン・水回り側に行くに従って、天井が下がっていきます。平屋に片流れ屋根をかけると外観のプロポーションがきれいにまとまりますが、それだけでなく、屋根形状が天井で直接感じられるという利点を活かした魅力ある大空間が楽しめます。天井を下げてもよいユーティリティスペースに向かって屋根を流せば、コスト削減にもつながります。

シングルマザーも購入できる子どもと暮らす小さな平屋(21坪/2LDKの小さな平屋)

小さな平屋の間取り図

LDKを家の真ん中に配置し、リビングを中心とした間取り。キッチンに立ちながら、それぞれの部屋への動線を見渡すことができます。水回りのアクセスもしやすいので、子育てと家事で忙しいシングルマザーの方に適しています。リビングのそばには小さな和室がついており、ちょっとしたアイロンがけや裁縫にも使えます。寝室には書斎と収納がつながっており、用途ごとに充実したスペースが確保できています。